with Director DAVID DUCHOVNY

Wednesday, February 23, 2005

Now I Needed the Spine

僕には心臓があった。そして始まりと終わりがあった。そこで物語の背骨となる出来事が必要になった。僕は登場人物に自分の子供時代の経験を重ねた。Robin Williams演じる少年の親友で知恵遅れのPappassは、僕が子供の頃野球やサッカーをして遊んだ「ゆっくりした人」を基にしている。僕達はとても落ち込んでいる彼に混乱させられる時もあった。彼は僕らの中のひとりでありながら僕らとは違っていた。彼は子供にとっての魔法の竜パフ(Puff the Magic Dragon)だ---少年にとってはとても大切な存在に思えるのだが、自分自身はその少年と一緒に大人へ成長することが出来ない子供達の味方。彼もまた少年にとっての思いもよらない教えとなった。少年にはわからなかったこと、知るのが遅すぎた教え。少年も彼を捜し出したいと思っているだろう。彼に感謝の気持ちを伝えるために。13歳の頃、僕は肉屋の配達の仕事をしていた(大きくて格好悪い銀色の自転車に乗って「肉屋です」と叫びながら街を走るということは13歳の少年にとっては厄介な仕事だった)ので、彼らに一緒に仕事をさせられるかもしれないと考えた。お金。子供はいつもちょっぴりのお金と独立心を欲しがる。何のために?自転車---車やガールフレンドより先に欲しくなるもの。それは自由やスピードと同じもの。かっこいい自転車。素敵な緑色の。OK。でもそこに邪魔が入る。自転車と同じ色のドレスを着た少女だ。ストーリーがはっきりと見えてきた。

Written by David at 9:41 PM